11月20日(水)
鍋料理の季節になってきましたね。
アブラナ科の野菜の力は侮れない。
アブラナ科は、双子葉植物に属し、世界では3,000種類以上が知られており、
日本で野菜として食べられているものは約35種類あります。
アブラナ 大阪白菜 蕪 からし菜 カリフラワー キャベツ
京菜 クレソン ケール 小松菜 コールラビ 搾菜
山東菜 すぐき菜 タアサイ カイワレダイコン 大根 タイサイ
高菜 チンゲンサイ 唐菜(とうな:ながさきはくさい) 薹菜(トウナ:ミズカケナ) 菜の花 野沢菜
白菜 パクチョイ 二十日大根 日野菜 広島菜 ブロッコリー
ホースラディッシュ 水掛菜 ルッコラ 芽キャベツ わさび
これらの消費は多く、食卓を賑わしています。
特徴は抗がん力を高める「イソチオシアネート(イソチアン酸エステル)」を
多く含んでいること。これは辛味、芳香、揮発性があり、食欲増進、肝機能強化、
殺菌、抗酸化、免疫力強化、褐変防止の作用をもち、遺伝子を守る働きをします。
ビタミンやミネラルも豊富で食物繊維やファイトケミカルと一緒に
人体の健康に貢献しています。シュウ酸などのアクが少なく、漬物、和え物、
お浸し、煮びたし、炒め物とレパートリーも広く、色々と活用されています。
これから旬をむかえる野菜のうち、
鍋にもピッタリな大根、小松菜、水菜。
大根は、
「酵素の力で胃のトラブルを即効解消!」
大根おろしは手軽に、かつ効果的に酵素を摂取できます。
おもちなど炭水化物を分解するアミラーゼ(ジアスターゼ)、
焼き魚や刺身などたんぱく質を分解するプロテアーゼ(セテラーゼ)
などの消化酵素が胃もたれを解消してくれます。
また抗がん作用のあるオキシターゼやカタラーゼ、そして先ほど
ご説明したイソチオシアネートも含まれます。
皮の部分にはビタミンCが多いので、生食がお勧めです。
葉はカロテン、カルシウムに富みます。
小松菜は、
「カルシウムが多く、ストレス解消や骨粗鬆症予防に効果的!」
小松菜は「冬菜」「雪菜」「ウグイス菜」などとも呼ばれます。
鉄分やカルシウムはほうれん草以上、またビタミンAとCも豊富な
緑黄色野菜の代表選手です。
貧血に悩む人は小松菜を常食にすると良いでしょう。
カリウムはナトリウムの排泄を促して血圧を下げる作用が
あるので、高血圧の予防にも役立ちます。その他、亜鉛、リンなどの
ミネラルも多いので、成長期の子どもから高齢者までお勧めです。
胡麻和えにしたり、油揚げと煮たりすると、
油分と一緒に摂ると吸収されやすいカロテンを効率的に摂れます。
また干し椎茸やちりめんじゃこなどビタミンDを含む食品と
一緒に食べると、カルシウムの利用率が高まります。
水菜は、
「カルシウムとビタミンCが風邪の予防に!」
関東では「京菜」、京都では「水菜」と呼ばれています。
従来、鍋物や漬物に多く使われていましたが、
独特の辛味と香りを少なくしてサラダで生食するようになり、
一躍人気が出て、水菜と呼ばれることが多くなりました。
食物繊維が多く、大腸がん予防や便秘の改善に効果があり、
ポリフェノールも働いて美肌作りに期待できます。
骨粗鬆症や貧血予防にも有効です。
野菜を上手に活用して、毎日の健康を!!!
(参考:元気通信vol.93)
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