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早起きは三文の徳

5月16日(木)



最近、起床してから家を出るまでの朝の時間を利用して、
勉強や運動など、色々なことに取り組む人が増えています。

朝、余裕を持って起きれば、自分磨きの時間が作れます。
ゆっくりと食事を取ることもできますし、トイレに行く時間も
できます。そうすれば体調も気分もスッキリし、仕事や日々の
生活にやる氣が出ます。
このような体と心の好循環は、早起きをしてこそ生まれるものです。



-体内時計-
体内時計は24.5時間を1サイクルとしているため、
何もしないでいると、ズレが生じてきます。
このズレを修正するには朝食と朝の光を浴びることが必要です。

-血液-
血液は夜寝ている間、心臓を休めるためにお腹にたまり、
日中は活動するために体内を巡ります。朝のストレッチで、
この血液の切り替えをスムーズにすることが大切です。

-内臓-
東洋医学の考え方で、氣の通り道とされる「経絡(けいらく)」を
刺激することで、六臓六腑(※)までエネルギーを満たすことができ、
内臓を目覚めさせることができます。

-筋肉-
朝の筋肉は凝りがちです。ストレッチなどの適度な運動で筋肉を刺激し、
筋肉をやさしく目覚めさせれば、体がしなやかに動きだします。


-心-
朝の光を浴びると、脳の中にある"セロトニン"という物質を増やす
ことができます。セロトニンは「ハッピーホルモン」とも言われ、
心のバランスを保つ働きがある他、睡眠・覚醒のリズムにも関わっています。

  ※六臓六腑、
    ■六臓…肝・心・脾(ひ)・肺・腎(じん)・心包
    ■六腑…胆・小腸・胃・大腸・膀胱(ぼうこう)・三焦
   心包は「心臓を包む膜で、心臓を保護し動かす働きをもつ」とされていますが、
   実際に臓器として存在するものではありません。




次の7つの習慣を見直してみましょう。

●パソコンや携帯などは寝る3時間前まで
  強い光を長時間見ていると目が冴えてしまいます。

●カーテンを少し開けて寝る
  体内時計は朝の光を浴びることで調節されるので、
  光を浴びると朝と認識し、自然と目覚めやすくなります。

●朝は熱めのシャワーを浴びる
  体を目覚めさせるために熱めのシャワーを浴びて、体を刺激しましょう。

●起きた時の楽しみやご褒美を用意する
  楽しみやご褒美があれば起きたくなります。
  例えば、お気に入りの飲み物を用意しておくのも良いでしょう。

●休日の睡眠は平日+2時間以内まで
  長時間の睡眠は睡眠リズムを崩します。

●寝る3時間前までに食事をすませる
  夜遅くの食事は消化にエネルギーを使うことになり、
  眠りの質を下げます。

●朝起きる時間を一定にする
  体のリズムを一定にするためには、毎朝同じ時間に起きることが大切です。


      *   *   *


朝の目覚めの良さは、その日一日、活動的に生活するために必要不可欠です。
朝の時間を見直して、健康的な生活を始めてみませんか?

(元氣通信 Vol.87より)
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