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梅雨に入りましたね!

2015年6月10日(水)



日本語は“気”、英語は“身体”で元気を出す


英語には「頑張れ」や「気合いだ」などに相当する表現がないのを
ご存知でしょうか。

「諦めるな」や「べストを尽くせ」など"具体的な表現"ならばありますが、
「頑」や「気」といった精神的な表現は一般的ではありません。

「気は心」なので目には見えませんが、人を通してみると見えるものです。
人との繋がりや精神性を大切にする日本人らしい言葉ですよね。

ちなみに「気」という字はもともと「氣」と書きました。
气(きがまえ)の中の米は四方八方に飛び出していく形なので、
同じ漢字でもパワーが溢れるように感じます。

さて、英語で「頑張れ」をあえて翻訳すると「Chin up」や「Cheer up」
などの表現が近いニュアンスになります。

直訳すれば、
Chin up → アゴをあげろ(うつむくな)
Cheer up → 声をあげろ
という意味で、どちらも身体的な行為に根ざした表現です。

日本語はあくまでも心の内側から"気合い"で元気を出すのですが、
英語では"身体表現"を通じて元気を出すのです。

日本語と英語の表現の違いは面白いですね。


ある実験(※)で、姿勢を正した状態と背中を丸めた状態で自分の長所・短所を
書き出してもらったところ、姿勢を正した状態の方が書いた内容に対する
確信度が高いことがわかりました。

姿勢を正せば自信が持てる度合いが変化するわけです。


「健全な魂は健全な肉体に宿る」という昔の詩人の言葉があるように、
姿勢を正して"まずは形から"も大切にしたいですね。

(参考:Genmai Koso Mail Magazine 元氣通信)
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