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「冷え症」と「低体温症」が別物?

2016年11月30日(水)

「冷え症」と「低体温症」が別物であることをご存知ですか?

「冷え性」は、末端血管の血液障害のこと。
手足の冷えはほとんどがこの「冷え症」です。

一方「低体温症」とは、深部体温が下がり、直腸が35度以下の状態を指します。
体温も35度台になっていることが多く、自覚症状がほとんどありません。

「低体温症」になると、全身の新陳代謝が滞り、免疫力も低下、
風邪、アレルギー、がんなども発症しやすくなります。
疲れ、肩こり、月経痛、不眠などの原因にも。


「低体温症」の人は、こまめに体温を測り、早めの対策を心掛けましょう。

お風呂は40度程度の湯船にゆっくり浸かり、体の芯から温めましょう。
肋骨の付け根と腰骨の付け根を左右交互に揉めば、腸の蠕動運動も活性化。

腸内温度がぐんぐん上がり、血流も大幅にアップします。


また冷えない体を作る食生活のポイントは、代謝や血流をアップさせる栄養を
しっかり取ることです。

【糖質とビタミンB群】
エネルギー源となる糖質、糖質の代謝に必要なビタミンB群を同時に取れる
未精白穀物(玄米など)がオススメ。

【ビタミンE】
コレステロールの酸化を防いで血液をキレイし、冷えの改善にも役立つ。
→ごま、ナッツ、玄米、大豆、かぼちゃ など

【たんぱく質】
体をつくるための三大栄養素のひとつ。血液が体中に行き渡るのに必要。
→大豆、大豆製品、枝豆、もやし など

【鉄・銅】
貧血を防いで冷えを取る働きがある。
→大豆製品、ひじき、切り干し大根、あさり など

【イソフラボン】
冷え性の予防や、更年期障害の軽減や骨粗鬆症の予防にも。
→大豆、大豆製品、きな粉 など


体の中から温めて、元気いっぱい充実した毎日を送りましょう。

【参考】
書籍『「流せる人」は人生もうまくいく』小林弘幸

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